海外留学生の就活ノウハウ

「成功する就職活動は、しっかりとした事前準備から」

海外にいる留学生は、日本の学生と比べて就職活動の情報が不足しがち。
就職活動に必要な事前準備を“留学生の就活”にポイントを絞っていくつかご紹介いたします。是非お役立てください。

キャリアアドバイザー/渡辺 真弓 キャリアアドバイザー
渡辺 真弓

留学先別の就活スケジュール

オーストラリア・ニュージーランド

6月、12月と卒業を迎えるオセアニア地区ですが、12月卒業が大多数を占めています。
日本と季節が逆であるため、就職活動のスケジューリングをしっかり行わないと、卒業してから就職活動について慌てて準備し始めても、出遅れてしまいます。
一方、治安や交通の便も良く、そして教育レベルの高いことなどから、社会人の留学先としては多くの方が選ぶ留学先です。

就活スケジュール
■冬季休暇は、企業研究の時間
2年生の後期が終わると、長い夏期休暇に入ります。
12月〜2月頃は日本で多数の会社説明会が実施されますので、帰国できる方は帰国して情報収集を行うと良いでしょう。
どのような仕事があるのか、どのような人が活躍しているのか、インターネットでの情報収集よりも実際にその企業で働く人から話を聞くと働くことへのイメージがつきやすくなります。
■自己分析は早めに準備を
企業情報を調べる前に、自己分析が必要。
「どのような時にやりがいを感じるのか」「モチベーションが上がるのはどのような時か」が分かると、どのような軸で企業を探すかが見えてきます。
CMで見たことのある会社だから、大手だから、友人が入社した会社だから、などの理由で企業を選ぶと、面接で上手く話せないケースが多く、また入社できたとしても「イメージと違った」などの理由で転職活動をすることになってしまうのです。
“自分”が見えてくると、企業選びへの“軸”が見つかりますので、その“軸”に沿って志望企業を選んでいくと良いでしょう。
■冬休みは一時帰国を
3年生の冬休み、1ヶ月ほどしかない短いお休みですが、日本での就職活動を行うために帰国できると良いです。
帰国前に、面接を受けたい企業を決めておき、面接の予定を帰国前に入れておけると効率よく活動が可能です。6月は試験期間で忙しくなりますので、5月頃から企業探しを行っておき、エントリーを済ませておきましょう。
■筆記試験対策も忘れずに
海外留学生は合格率が低い、と言われている筆記試験。
SPI2と呼ばれる試験が一般的ですが、難解な問題が出るわけではありません。
基礎的な数学、国語の知識が要求されるため、問題への慣れが必要。特に長期間海外で暮らしていた皆さんは、忘れてしまっている知識もあるため、対策本を購入して事前に問題の練習をしておいてください。

先輩の事例

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[上倉 航 さん 留学先:オーストラリア 最終学歴:大学]2012年7月卒業(内定時期:2011年12月)

「エージェントの合同面接フェア。一時帰国中の内定獲得は、予想外のHigh Speedでした。」
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[Sさん 留学先;オーストラリア 最終学歴:大学]2010年12月卒業(内定時期:2010年7月)

7月に一時帰国をするも、志望企業がなかなか定まらず思うように就職活動ができなかった。
復学後、キャリアアドバイザーとともに帰国前の就活準備を行った。
面接のたびに、「今回の面接は、○○な部分が評価されています。」や「企業は、○○な部分を詳細に知りたいようです」など、人事からのFBも生かすことができ、内定を獲得。
専攻していたマーケティングや、海外でのプレゼン経験、そしてAさんの商売人気質の人柄を評価されて、世界でもトップクラスの売上を誇る大手外資系医療機器メーカーへの就職が実現。

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[Nさん 留学先:オーストラリア 最終学歴:大学]2010年12月卒業(内定時期:2010年7月)

冬休みの1か月で内定をとる。
そう決めて帰国1ヶ月前からキャリアアドバイザーとともに就活準備をスタート。
7月にエージェント就活塾に来場し、その場で複数社へのエントリー、面接対策をすべて実施。
短い帰国期間ながら20社ほどチャレンジすることもでき、結果無事に内定も獲得。
希望業界や仕事内容が明確に決まっていた訳ではなかったが、内定先は人材教育や研修を扱う会社。
同期も多く、これから任される仕事を経て成長が臨めそうな環境を楽しみにしながら、7月末にはオーストラリアへ戻り無事卒業。
就職先が決まっていたため、安心して留学生活に打ち込むことができた。

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[Tさん 留学先:オーストラリア 最終学歴:大学]2010年6月卒業(内定時期:2010年9月)

大学で学んだ事を生かして、経営企画やマーケの仕事を希望していたが、新卒入社でそのポジションは募集がないため苦戦。新卒入社でマーケティングポジションへの採用はほとんど例はなく、営業経験を積んでマーケティングを担当する流れが一般的。
特にゼネラリスト志向も強かったCさんにとっては、営業経験も重要になることをアドバイス。内定先は、英国系の医療機器メーカーで150年近くの歴史を持つグローバル企業。モチベーションやキャリア上昇志向の強い社員が多いことも、Cさんの思いと合致した。

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[Tさん 留学先:オーストラリア 最終学歴:大学]2010年12月卒業(内定時期:2010年7月)

6月末から1ヶ月の一時帰国での就職活動。帰国の1ヶ月前からキャリアアドバイザーより就活に向けて準備指導が始まった。試験と両立での準備は大変だったが、「この帰国で就職先を決める、と思っていたから頑張れた。」とTさん。
医療業界での営業を志向していたTさんへご紹介し、結果入社を決めるに至った企業は、世界160カ国拠点を持つ世界的医療機器メーカー。将来的に海外エンジニアとの交渉場面もあるため、英語力を生かすことも可能。
最終面接までの実施が非常にタイトであったため、リクルートエージェントとTさん、企業との連携があってこその内定獲得が実現した。

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