海外留学生の就活ノウハウ

「成功する就職活動は、しっかりとした事前準備から」

海外にいる留学生は、日本の学生と比べて就職活動の情報が不足しがち。
就職活動に必要な事前準備を“留学生の就活”にポイントを絞っていくつかご紹介いたします。是非お役立てください。

キャリアアドバイザー/渡辺 真弓 キャリアアドバイザー
渡辺 真弓

留学先別の就活スケジュール

イギリス

英国は1年で修士号の取得が可能であるため、大学院留学をされる方も多いのでは?
大学留学でも大学院留学でも、学校のカリキュラムにもよりますが、9月に卒業をして日本へ帰国されるケースが多いですね。高い教育水準を誇る英国の大学・大学院で学んできた経験を生かせるよう、就職先選びにも準備をしっかり行って活動に臨みましょう。

就活スケジュール
■大学院留学の方
たった一年間の大学院留学の間で、就職活動のために日本へ帰国するのは難しいでしょう。
留学前に、企業情報、業界情報の収集は行っておくと卒業後の就職活動で役立ちます。
ただ、留学期間中も勉強や留学生活の間で時間を見つけながら、
「自分はどのような事にモチベーションを感じるのか?」「どうして留学を決意したのか?」「留学生活で得たことは?」
など、考えながら生活してみると、就職活動前に急いで考えを用意する必要がないでしょう。
なかなか頭で考え、思っていても誰かに説明をしようとすると難しいもの。
上記のような内容は、ノートや手帳などに書き留めておくと良いでしょう。
■卒業後すぐに活動を
多くの英国留学の方は9月に卒業・帰国を迎えます。
帰国後はすぐに面接選考が受けられるよう、準備を行っておきましょう。
日本では、多くの企業が10月の内定式というイベンを境に、2013年度の採用活動を終えるケースも少なくありません。
もちろん、10月を過ぎると求人情報がなくなる。という訳ではありませんが、募集活動がさかんに行われなくなるため、インターネット等での採用情報収集が難しくなってきます。

※このような少数募集の時期に、欠員補充や少数枠増員の求人情報は非公開求人情報としてリクルートエージェントをはじめとする人材斡旋企業へ企業から依頼が入ります。

先輩の事例

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[石橋 早希江さん 留学先:イギリス 最終学歴:大学院]2010年12月卒業(内定時期:2011年1月)

「キャリアアドバイザーの指摘で、“就活の軸”を見失わずに活動できました。」
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[Eさん 留学先:イギリス 最終学歴:大学院]2010年11月卒業(内定時期:2010年12月)

学部時代に工学系専攻だったEさん。英国大学院では政治経済を専攻。
帰国後の就活では、技術職なのか文系就職なのかを決めかねており、軸が定まらなかったEさんに、エージェントの企業担当から「理系知識を持ちながら語学力を持つご経歴を求めている企業があります。
ぜひご応募ください」と、スカウトがかかった。
Eさんの知らない企業だったが、入社を決めたその企業は、実は世界シェアNo.1の半導体関連メーカー。
高い技術力が必要となるが、Eさんの意欲や人柄も評価されて内定に至った。

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[Nさん 留学先:イギリス 最終学歴:大学院]2010年7月卒業(内定時期:2010年8月)

好奇心が旺盛だったNさんは、面接を数多くうけるも、「志望動機が浅い」という理由でいつも落ちてしまっていた。
大手企業、有名企業という軸だけで応募企業を決めていたため、「何がやりたいか」「どう成長したいか」が見えていなかったため面接が苦手だった。
エージェント就活登録後は、キャリアアドバイザーによる模擬面接の実施、企業担当から人事の見ているポイントについてアドバイス等を受け、選考が進むごとに、次第に面接における意欲の伝え方が向上。
内定先企業は、少数名補完のためにリクルートエージェントのみで募集をしていた大手電機メーカー。
キャリアアドバイザーとともに面接力を向上した努力が実った結果となった。

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[Cさん 留学先:イギリス 最終学歴:大学院]2009年12月卒業(内定時期:2010年8月)

WEBデザインや空間デザイン分野での就職を希望していたが、技術力不足で良い結果が得られていなかった。
卒業してからすでに半年がたとうとし、書類選考が通過する企業も激減。
キャリアアドバイザーとともに志向を整理しなおし、「デザイン=WEB」と絞るのではなく、視野を広げて視覚に訴求できるモノ作りに携われる仕事、という軸で探すように。
結果、海外からデザイン家具の輸入を行っている会社に総合職で内定。
入社後も非常に活躍しているとのことで、
人事からは「Cさんのような人を紹介してください」とエージェントへ依頼が入る。

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[Dさん 留学先:イギリス 最終学歴:大学院]2011年1月卒業(内定時期:2010年11月)

プログラミングスキルや、ロジカルな面を強みと自己分析したDさん。
ITコンサルでの就職を希望していたが、コンサルタントとしての内定はなかなか出ない。
そこでキャリアアドバイザーと一緒に自己分析を改めて行ってみると、これまで得た知識やスキルを武器として、将来的に自分の市場価値を高めたい、というのが“軸”となった。内定先は、IT業界のマーケティングポジション。
新卒でのマーケポジションは非常に珍しく、また経験はDさんの市場価値も高めることが可能。

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